社畜の米国株投資 リタイアを目指して

社畜にも心はある 社畜にも痛みはありまぁす 聞けぇ底辺の叫び

銀行株に自信がある! ハズレたら馬鹿にして

こんちはイノシです



このブログでは常々米国株、さらに言うには米国株インデックス投資が最適解であると伝えてきました



じゃ、当然君のポートフォリオは米国インデックスがメインかね?と聞かれますと



否、インデックスは10%程度しかありません



言っていることとやっていることが違うじゃないか!

そうではありません



インデックス投資は万人に進められる優れた投資法であることは間違いありません

(他人には投資の話はしませんが家族にはインデックス投資を進めています)



しかし私は、

・昔から投資していた銘柄に利益が出ている為、売却時に税金がかかってしまう

・現状、インデックス投資よりおいしいと思える投資先がある



以上の二点により米国インデックスに投資している割合が10%程度しかないのです



言い方を変えればこうです



インデックス投資より儲けられそうな銘柄を保有しており、税金がかかるのが嫌なので売らない





現在、一般的な米国株投資ブログの主流派は大きく2派にわかれていると言えます

一つは



ディフェンシブ・高配当型 

コカ・コーラ ジョンソン&ジョンソン ウォルマート P&G) 



もう一つが



ハイテク型

(アマゾン グーグル ネットフリックス)



大きく分けるとこの2つに分類されるのではないでしょうか?

(ハイテク株のインデックスとかもあるかと思いますがめんどくさいのでこの二つしかないものと定義します)



そして現在の米国株ブログ界隈ではこの2流派による醜いディスり合いが行われているのです



ディフェンシブ・高配当型 連合国 (通称 デ連)

ハイテク 枢軸国 (通称 ハ枢)



デ軍
「グロース株はバブルであり いつか暴落する! 現に最近爆下げじゃないかww」



ハ枢
「なんのなんの!ここ数ヶ月ちょっと下げただけでここ数年は圧倒的に勝っている!
最近の結果しか見ないデ軍憐れww」



こんな感じでしょうか?



しかしこの戦況を見守るというか、存在を忘れ去られた勢力があります…



それが

“金融株”

です



デ軍「金融株さんw お前リーマンショック大戦で全滅したじゃないですかww

まだ生き残ってたんですかww」



グ枢「フィンテックブロックチェーンの技術の前ではお前らは無力!

将来は我らの植民地になるがよいw」



ひどい言われ様です…





と、言うのは私個人の妄想でそもそも米国株ブログでは相手にさえされない



“鼻つまみ者”



それこそが現在の金融株の置かれたポジションではないでしょうか?



しかし、だからこそ金融株に魅力があるのです



現在の金融株の状況を見てみましょう



①利益

長引いた低金利の為、収益性はそれほど高くない

2017年に可決された法人税減税の恩恵を最も受けやすい業種

また長期金利に上昇の気配がみられ利益の改善が予想される



②見通し

景気後退時に最も株価が下がりやすい業種

現在は米中貿易摩擦やハイテク株の急落による景気後退が予想される



③株価 

景気後退に弱く、リスクが高いと思われている為敬遠されている

現在約10倍とS&P500平均の17倍よりだいぶ割安な状況





要約すると



[利益の伸びは期待できるが、景気後退が懸念されており、割安な状態になっている]



こうじゃないでしょうか?





人間とは不安を恐れる生き物です

将来の予想についても楽観的な予想より悲観的な予想の方がウケるのもその為です



ほんの10年前にリーマンショックという100年に1度の暴落がありました


リーマンショックの元凶であり震源地であった金融株が、不安を恐れる人間から信頼を取り戻すのに10年という歳月はあまりに短いのでしょう





しかし100年に一度の出来事は頻繁に置きません



現に今の金融株の資本状態は良好でありFRBも自己株買いや増配の許可と言ったお墨付きを

与えております



今後の景気動向についてはどうなるかはわかりません

大事なのは現状、



アメリカ経済は好調であり、法人税が大きく下がった」



という事実だけだと思います





つまりイノシ的に、現在の金融株はこう見えるのです



[利益の伸びが期待でき、景気の継続が期待できるにもかかわらず、割安な状態になっている]



どうなるかは当然わかりませんが、

以上の理由から私は、金融株の5年後のパフォーマンスは市場平均を上回るものと思い

金融株に大きくポジションを取っています
ウェルズファーゴ



もし金融株が市場平均に後れを取るようであれば私のリタイア計画も傾く事でしょう



その時は読者の

「あんなでかい事言っておいて予想も外れた上にまだ会社員やってるよww」

「リタイアするする詐欺かよww」



という心無い批判を真正面から受け止める事なく、
軽やかにスルーしたいと思います


それでは5年後に!